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置く露の光をだにぞ宿さまし
をぐらの山にて何もとめけん

歌の意味
仏の石の鉢ならば露ほどの光だけでもあるでしょうに、黒いばかりのこの石、小倉山で何を探したのでしょう。
鑑賞
石作皇子の「海山の道に心をつくし果てないしの鉢のなみだ流れき」に対するかぐや姫の返歌。

『水経註』「西域に仏鉢あり。今猶存す。其の色青紺にして光れり。」を踏まえたと思われる。
偽者とわかる石の鉢を持参してでもかぐや姫を得ようとする。石作皇子のエゴを看破している。
作者
出典
竹取物語
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