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春たてど花もにほはぬ山ざとは
ものうかるねに鶯ぞなく

歌の意味
もう春になったのに、まだ花の匂いもしないこの山里では鳴くのが物憂いといったような声で、うぐいすが鳴いている。
鑑賞
巻第一 春歌上

ようやく春になって鶯も鳴いているが、まだ花も咲かない山里では鶯までも大儀そうに鳴いていると仮定した。
うぐいすの鳴き声も聞く人の気持ちや状況によって聞こえ方が違ってくる。
作者
在原棟梁
出典
古今和歌集

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