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栗原のあれはの松の人ならば
都のつとにいざといはましを

歌の意味
栗原の姉歯の松のように有名な人であれば都へのみやげに、さあ一緒にいこうというのだけど。
鑑賞
十四 桑子にぞ

ある男がむつの国(奥羽地方)へあてもなく出かけ、その土地に住む女と出会った。女は都から来た男に興味を持ち、男を慕った。

男は恋情を寄せる女と一夜を共にし、男がその土地を去って行く際に女に詠んだ歌。

「栗原のあれはの松」は宮城県金城町姉歯にある有名な松で古来から歌に詠まれてきた。歌は言外に、あなたはあねはの松のように素晴らしくなくて誘う気にはなれないと言っているのだが、女は意味を読み取れず、男が私を愛しく思っていると勘違いし喜んだ。
作者
出典
伊勢物語
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