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憂きながら人をばえしも忘れねば
かつ恨みつつ猶ぞ恋しき

歌の意味
つれなくひどいと思いながらもあなたを忘れることができないので、一方では恨めしいと思いながらやはり恋しいのです。
鑑賞
二十二 憂きながら

深く心を交わしているわけではない男女が、ふとしたきっかけで別れることとなった。
頼りない関係から別れてしまったものの、幸いにお互いの思いを確認して関係を戻す過程を率直な歌で描かれる。

歌は女が別れた男に詠んで送った。
このように未練のある歌であるから、お互いを意識せずに過ごして失ったのか。
別れた原因もはっきりしたものではなかったのか。
作者
出典
伊勢物語
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