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岩ねふみ重なる山にあらねども
逢はぬ日おほく恋ひわたるかな

歌の意味
大きな岩を踏んで上る重なり続いた険しく深い山ではなく、逢いに行くのは簡単なはずなのに、逢わない日が多く、恋焦がれている
鑑賞
七十四 岩ねふみ

 ある男が女をたいそう恨んで詠んだ歌。

 近くにいながら逢ってもくれない女のことを詠んでいる。相手の女がどのような女性かはわからないが、男の悲痛な気持ちが表現されている。

 この歌は『万葉集』巻十一、『拾遺集』に収録された歌を少し変えた類歌になっている。
作者
出典
伊勢物語
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