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枝よりもあだなりちりにし花なれば
おちても水のあわとこそなれ

歌の意味
枝からもはかなく散ってしまった花であるから、落ちてからも水の泡となっていることよ。
鑑賞
巻第二 春歌下

 東宮の雅院で桜の花が散って、御溝水(みかわみず)に流れてゆくのを見て詠んだ歌。

 枝から散った桜の花びらをはかない水の泡のように浮かんでいると見立てている。
作者
すがのの高世
出典
古今和歌集

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