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ふるさととなりにならのみやこにも
色はかはらず花はさきけり

歌の意味
旧都となってしまった奈良の都にも花だけは変わらずに咲いたことだ。
鑑賞
巻第二 春歌下

 奈良の帝が詠まれた歌。

 都であったころの繁栄はなくなり、寂しく変わり果ててしまっても花だけは昔のままの色で咲いている。平安京に遷都後も奈良に住まわれた帝であるから平城京への思いは、ひとしお深いものがあったのだろう。
作者
出典
古今和歌集
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