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ちる花をなにかうらみむ世の中に
わが身もともにあらむ物かは

歌の意味
はかなく散る花をどうして恨もうか。この世の中に私自身がいつまでも花といっしょにいることができるだろうか。
鑑賞
巻第二 春歌下

 花だけでなく、自分自身もともに儚く無常であると、反語を二度使って強調して詠まれている。
作者
よみ人しらず
出典
古今和歌集

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