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やどりせし花橘もかれなくに
などほととぎすこゑたえぬらむ

歌の意味
ほととぎすがとどまる花橘もまだ枯れないのに、どうして鳴き声がしなくなったのだろうか。
鑑賞
巻第三 夏歌

 寛平の御時の后宮で歌合に番(つが)われた歌。

 ほととぎすが宿っていた花橘が枯れたのなら仕方ないが、そうでもないのにほととぎすの声が聞こえなくなったのは、どうしてだろうかと詠んでいる。
作者
大江千里
出典
古今和歌集
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