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年ふればよはひはおいぬしかははあれど
花をし見ればもの思ひもなし

歌の意味
年月がたったので、私は年をとってしまった。しかし美しい花を見ていると何の心配もない。
鑑賞
巻第一 春歌上

染殿の后の御前に花瓶に桜の花を挿されていたのを見てよんだ歌。

自分の娘が皇后となった姿を見て満足感にひたっている父大臣の心情である。
作者
藤原良房
出典
古今和歌集

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