- 歌の意味
- 都には住みづらくなってしまった。今となってはこれが最後と山里に身をかくすことのできる住居をなんとしても探したい。
- 鑑賞
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五十九 住みわびぬ
ある男が都の生活をどうだろうかと思ったのであろうか、東山(加茂川の東の丘陵地帯)に住もうと強く思ってこの歌を詠んだ。
この歌は『後撰集』雑一に収録された在原業平の「住みわびぬ今は限りと山里につま木こるべき宿もとめてむ」をさらに厭世的なものに改変している。
- 出典
- 伊勢物語
- 前の歌
- うちわびて落穂ひろふと聞かませば 我も田面にゆかましものを
- 次の歌
- わが上に露ぞおくなる天の河と わたる舟の櫂のしづくか