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渡津海の浜の真砂を数えつつ
君がちとせのあり数にせむ

歌の意味
海の浜にある砂粒を数えて、それをあなたの千年もつづく年齢としよう
鑑賞
巻第七 賀歌

 浜にある数えきれない膨大な砂粒の数をあなたの長寿の数としようと、歌を送る相手を誇張して祝うような歌である。

作者
よみ人しらず
出典
古今和歌集
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