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年をへて花のかがみとなる水は
ちりかかるをやくもるといふらむ

歌の意味
長年のあいだ花を映す鏡となる水は、水面に花が散りかかるのを水鏡がくもるというのであろうか。
鑑賞
巻第一 春歌上

水辺に梅の花のさいていたのを詠んだ歌。

「ちりかかるをや」の「ちり」は花が散るのと、塵のかかるを掛けた。塵がかかると鏡がくもる。
作者
伊勢
出典
古今和歌集

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