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桜花さきにけらしなあしびきの
山のかひより見ゆる白雲

歌の意味
桜の花が咲いたらしい。山あいから見える白雲はまさしく桜の花であろう。
鑑賞
巻第一 春歌上

天皇が「歌を奉れ」とおおせられた時に詠んで奉った歌。

桜の花を雲に見立てている。新しい趣向ではない。
作者
紀貫之
出典
古今和歌集

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