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さくらいろに衣はふかくそめてきむ
花のちりなむのちのかたみに

歌の意味
濃い桜色に着物を染めて着よう。やがて桜は散ってしまうであろうが、その後の思い出のよすがとなるように。
鑑賞
巻第一 春歌上

桜に対する愛着から着物を桜色に染めて身につけ、散った桜を思い出す形見としようとしている。
作者
紀有朋
出典
古今和歌集

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