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おほぞらの月のひかりしきよければ
影見し水ぞまづこほりける

歌の意味
大空の月の光が清らかなので、その影を見た水が最初に凍った。
鑑賞
巻第六 冬歌

 冬の冷たい空気だと月がより冴えて光が強く感じる。その月を水面に映したので、月の光が凍らせたように詠んでいる。
作者
よみ人しらず
出典
古今和歌集

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