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雪ふれば冬ごもりせる草も気も
春に知られぬ花ぞ咲きける

歌の意味
雪が降ったので、冬ごもりをしている草木も春には見られない花が咲いていることだ。
鑑賞
巻第六 冬歌

 冬の歌として詠んだ歌。

 草木に積もった雪を花に見立てている。冬の情景ならではの春には見ることのできない草木の美しさを分かりやすく詠んでいる。
作者
紀貫之
出典
古今和歌集

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