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雪ふりて人もかよはぬ道なれや
あとはかもなく思ひ消ゆらむ

歌の意味
雪が降って誰も通らない道だからだろうか、自分の心まで消え入るようだ。
鑑賞
巻第六 冬歌

 雪が降り積もっているのを見て詠んだ歌。

 雪の縁語の「消ゆ」を使用した歌。
 寒い雪の中での孤独感はより身に沁みるのだろう。落ち込む作者の気分に共感を覚えることができる。
作者
凡河内みつね
出典
古今和歌集

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