古典和歌stream
表題
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古今和歌集
伏して思ひ起きて数ふるよろづよは
神ぞ知るらむ我が君のため
歌の意味
伏しては祈り、起きては数える万年の長寿は、神があなたのために成されるだろう。
鑑賞
巻第七 賀歌
本康親王の七十歳の年賀の際の宴席の後ろに建てる屏風に詠んで書いた歌。
作者があなた(本康親王)のために長寿を祈っていることを、神はきっと知っているから叶えてくれるだろうと、人間にはどうにもできない寿命を神に願ってでも長らえて欲しいという思いに作者の切実さが感じられる。
作者
素性法師
出典
古今和歌集
その他の歌
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