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人の見る事やくるしき女郎花
秋霧にのみ立ちかくるらむ

歌の意味
人に見られるのがつらいのか、オミナエシは秋霧にばかり隠れているのだろう。
鑑賞
巻第四 秋歌上

 朱雀院の女郎花合わせに詠んで奉った歌。

 霧に隠れたオミナエシの花を、女性が人目を嫌って隠れる様子を見立てて詠んでいる。
作者
みぶのただみね
出典
古今和歌集

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