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吹く風の色のちくさに見えつるは
秋の木の葉の散ればなりけり

歌の意味
吹く風が様々な色に見えるのは、秋の木の葉が散っているからだ。
鑑賞
巻第五　秋歌下

　紅葉が風に吹かれて散っていく情景を詠んでいる。

　「ちくさ」は千種で、いろいろ、様々、種類が多いの意味。
作者
よみ人しらず
出典
古今和歌集

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