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あらたまの年のをはりになるごとに
雪もわが身もふりまさりつつ

歌の意味
毎年、年末になるごとに雪が降り勝り、私自身も年老いてゆくことだ。
鑑賞
巻第六 冬歌

 年末に詠んだ歌。

 「降る」と「古る」が掛かっている。年末になると寒さが厳しくなり雪が降るのと、年が越えるごとに年をとり老いることを一つの歌に詠まれている。
作者
在原元方
出典
古今和歌集

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