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いたづらに身はなしつとも玉の枝を
手折らで更に帰らざらまし

歌の意味
命を捨てても、蓬莱の玉の枝を手折らなければ、帰って来なかったでしょう。 (蓬莱の玉の枝を持参したからには、私の求婚に答えてもらうまでは帰りません。)
鑑賞
かぐや姫に求婚した5人のうちの一人、車持皇子には結婚の条件として「蓬莱の玉の枝」を取ってくるよう難題を課した。

車持皇子が持参したお抱えの鍛冶職人六人によって精巧に作られた偽物に添えられた歌。

蓬莱は伝説につたえられる仙境で中国の東方海上にあるという島。
蓬莱の玉の枝は根は銀、枝は金、身は真珠からなる。
車持皇子は計略に長けていて、かぐや姫には「蓬莱へ玉の枝を取りに行く」と伝え、人が近寄れない家を作り職人に偽物を作らせた。
作者
出典
竹取物語
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