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立ち別れいなばの山の峰におふる
松としきかば今かへりむ

歌の意味
ここで別れるが、因幡の山の峰に生える松のように待つと聞けばすぐに帰ってこよう。
鑑賞
巻第八 離別歌

 「百人一首」にも収録された有名な歌で作者の在原行平が因幡へ赴任する時に、別れの挨拶として詠まれた歌とされている。
 「因幡」と「去(い)なば」、「松」と「待つ」が掛けられていることから、私はここから去って行くが、あなたが私の帰りを待っていると聞いたならすぐに帰ってくると、出来ればここに留まって、別れたくはないという気持ちが表れている。
 作者の在原行平は八五五年に因幡守に任じられて赴任している。
作者
在原行平朝臣
出典
古今和歌集
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