古典和歌stream
表題
-
古今和歌集
すがるなく秋の萩はら朝たちて
旅行く人をいつとか待たむ
歌の意味
じが蜂の羽音がする秋の萩原を朝立って、旅だって行く人を、いつ戻るかと待ちましょう。
鑑賞
巻第八 離別歌
いつ戻るか分からない親しい人が旅立って行くのを詠んでいる。現在とは違い、交通が整備されていることもないから不便で危険も多く、連絡の手段も乏しいだろうから親しい人が無事に戻ってくるのか不安になる作者の気持ちが表れている。
作者
よみ人しらず
出典
古今和歌集
その他の歌
峰たかき春日の山にいづる日は くもる時なく照らすべらなり
立ち別れいなばの山の峰におふる 松としきかば今かへりむ