- 表題
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- 紫式部日記
紫式部日記 - 藤原道長(原文に明示なし。『新勅撰和歌集』による)
よもすがら水鶏よりけになくなくぞ
槙の戸口にたたき侘びつる
一晩じゅう、戸を叩くように鳴く水鶏にもまして、私は泣く泣く、槙の板戸の戸口で叩きあぐねていたのだ。
紫式部日記 - 紫式部
ただならじとばかりたたく水鶏ゆゑ
あけてはいかに悔しからまし
ただごとではあるまいと思うほど熱心に戸を叩く水鶏のせいで、もし戸を開けていたら、どんなに悔しい思いをしたことでしょう。