- 表題
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- 後撰和歌集
後撰和歌集 - よみ人しらず
白山に雪降りぬれば跡絶えて
今はこしぢに人も通はず
白山に雪が降ったので、人の足跡も絶えて、今は越路を通う人もいない。そのように、あの方が通ってきた道にも、今は訪れる人がいない。
後撰和歌集 - よみ人しらず
夜を寒み寝覚めて聞けばをしぞ鳴く
払ひもあへず霜や置くらん
夜が寒いので、目を覚まして聞くと、おしどりが鳴いている。払いのけることもできないほど、霜が羽に置いているのだろうか。
後撰和歌集 - よみ人しらず
白雪のふりはへてこそ訪はざらめ
とくるたよりを過ぐさざらなん
白雪が降るなか、わざわざ訪ねてはくださらないだろうが、雪が解けるように、このついでの折だけは見過ごさないでほしい。