- 表題
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- 後撰和歌集
後撰和歌集 - よみ人しらず
住吉の岸の白浪よるよるは
海人のよそ目に見るぞ悲しき
住吉の岸に白浪が寄せるように、夜ごとにあなたのもとへ近づきながら、海人がよそ目に見るように、遠くから見るばかりなのが悲しい。
後撰和歌集 - よみ人しらず
君恋ふと濡れにし袖の乾かぬは
おもひの外にあればなりけり
あなたを恋しく思って濡れてしまった袖が乾かないのは、思いの火が袖の外にあって、思いのほかのことであったからなのだ。
後撰和歌集 - よみ人しらず
思ふ人思はぬ人の思ふ人
思はざらなん思ひ知るべく
私が恋い慕っているのに私を思ってくれないあなた、そのあなたが思っている人よ、どうかあなたを思わないでほしい。あなたが片思いのつらさを思い知るように。