- 表題
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- 千載和歌集
千載和歌集 - 藤原修範
野辺見れば昔の跡や誰ならむ
その世も知らぬ苔の下かな
野辺を見渡すと、昔の人の跡であるこれらの塚は、誰のものなのだろう。その人の生きた時代さえ知られない、苔の下であることだ。
千載和歌集 - 藤原親盛
待つらむと思はばいかに急がまし
跡を見にだにまどふ心を
父が私を待っているだろうと思えるのならば、どれほど急ぐことだろう。亡き跡を見に行くだけでさえ、こうして気がせいて惑う心であるのに。