- 表題
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- 千載和歌集
千載和歌集 - 藤原成通
包めども堪へぬ思ひになりぬれば
問はず語りのせまほしきかな
包み隠していても、もはや堪えきれない思いになってしまったので、人に問われもしないのに自分から語り出したくなることだ。
千載和歌集 - 藤原基俊
水籠りに言はでふる屋の忍ぶ草
しのぶとだにも知らせてしかな
心に秘めたまま口に出さずに年を経てきた、古い家の軒に生える忍ぶ草のように、せめて忍んでいるということだけでも、あの人に知らせたいものだ。