- 表題
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- 拾遺和歌集
拾遺和歌集 - よみ人しらず
身をつめば露をあはれと思ふかな
暁ごとにいかでおくらん
我が身をつねって引き比べてみると、露をいとおしく思うことだ。私が暁ごとに起きて別れるように、露は暁ごとに、どうやって置くのだろうか。
拾遺和歌集 - よみ人しらず
よそにてもありにしものを花すすき
ほのかに見てぞ人は恋しき
遠くからでも過ごしていられたのに、花すすきの穂がほのかに見えるように、ほのかに姿を見てからこそ、あの人が恋しい。
拾遺和歌集 - よみ人しらず
忍びつつ思へば苦し住の江の
松の根ながら現れなばや
人目を忍びながら思っていると苦しい。住の江の松の根が波に洗われて現れるように、いっそこの恋が人に知られてしまえばよいのに。