- 表題
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- 後撰和歌集
後撰和歌集 - よみ人しらず
木綿だすきかけても言ふな
あだ人のあふひてふ名は禊にぞせし
木綿だすきを掛けるように、かりそめにも口にしないでおくれ。浮気な人の言う「逢ふ日」という名は、禊をして流し去ってしまった。
後撰和歌集 - よみ人しらず
疎まるる心しなくは郭公
飽かぬ別れに今朝は消なまし
人に疎まれることを気にする心がなかったなら、ほととぎすよ、名残の尽きない別れのつらさに、今朝は消え入ってしまっただろうに。