- 表題
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- 後撰和歌集
後撰和歌集 - よみ人しらず
我がごとや君も恋ふらん白露の
おきても寝ても袖ぞ乾かぬ
私と同じように、あなたも恋しく思っているだろうか。白露が置くように、起きていても寝ていても、私の袖は涙で乾くことがない。
後撰和歌集 - よみ人しらず
つらくともあらんとぞ思ふよそにても
人や消ぬると聞かまほしさに
つらくても生きながらえていようと思う。よそながらでも、あなたが恋に焦がれて死んでしまったかと聞きたいので。
後撰和歌集 - 元良親王
わりなしと言ふこそかつはうれしけれ
おろかならずと見えぬと思へば
無理なことだとあなたが言うのは、一方ではうれしいことだ。私の思いがいいかげんなものではないと見てとってもらえたと思うので。
後撰和歌集 - 中将更衣
今日過ぎば死なましものを夢にても
いづこをはかと君が問はまし
お便りのないまま今日が過ぎていたら、私は死んでしまっていたでしょうに。そうなっていたら、夢の中でさえ、どこを私の墓と思ってあなたは訪ねてくださったでしょうか。