- 表題
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- 後撰和歌集
後撰和歌集 - 壬生忠岑
思ふてふことをぞねたく古しける
君にのみこそ言ふべかりけれ
「思う」という言葉を、いまいましいことに、ほかの人にも言って言い古してしまったことだ。あなたにだけ言うべきだったのに。
後撰和歌集 - 凡河内躬恒
伊勢の海に塩焼くあまの藤衣
なるとはすれど逢はぬ君かな
伊勢の海で塩を焼く海人の藤衣が着なれてなじむように、いつも親しく慣れ親しんではいるけれど、逢ってはくれないあなたであることよ。