- 表題
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- 新古今和歌集
新古今和歌集 - 藤原生子
憂しとては出でにし家を出でぬなり
などふるさとに我帰りけん
世をつらいとして一度出家なさった方が、さらにその家をもお出になったという。それなのに、どうして私は、もとの里へ帰ってしまったのだろうか。
新古今和歌集 - 和泉式部
恋ひわぶと聞きにだに聞け鐘の音に
うち忘らるる時の間ぞなき
恋い慕ってつらく思っていると、せめて聞くだけでも聞いておくれ。この鐘の音に託して言うが、ふと忘れられる時の間さえないのだ。