- 表題
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- 新古今和歌集
新古今和歌集 - 三条実房
つくづくと思へば悲しいつまでか
人のあはれをよそに聞くべき
しみじみと考えると悲しい。いつまで、人の死の悲しい知らせを、自分とは関わりのないこととして聞いていられるだろうか。
新古今和歌集 - 源通親
後れゐて見るぞ悲しきはかなさを
憂き身の跡となに頼みけん
子に先立たれて生き残り、その墓を見るのが悲しい。はかない命であったのに、どうしてつらいこの身の後を託す者として頼みにしていたのだろう。
新古今和歌集 - 藤原兼房
ありし世にしばしも見ではなかりしを
あはれとばかり言ひてやみぬる
生きていたころには、しばらくの間も会わずにはいられなかったのに、亡くなった今は、ああ悲しいと言うだけで終わってしまうことだ。