- 表題
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- 新古今和歌集
新古今和歌集 - 醍醐天皇
年ふればかくもありけり墨染めの
こは思ふてふそれかあらぬか
年月が経つとこのようにもなるものだったのだ。墨染めの喪服を着たこの人は、私が思いを寄せたというあの人なのか、それとも別人なのか。
新古今和歌集 - 紫式部
暮れぬ間の身をば思はで人の世の
あはれを知るぞかつははかなき
日の暮れるまでの間のように短い我が身のことは思わずに、人の世の死の悲しみを知るというのも、一方ではまたはかないことである。
新古今和歌集 - 伊勢
忘れなむ世にも越路のかへる山
いつはた人に逢はむとすらむ
きっと忘れてしまうに違いない間柄であっても、越路にある帰山の名のように帰って来て、いつまたあの人に逢おうとするのだろうか。