- 表題
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- 拾遺和歌集
拾遺和歌集 - 源頼光
なかなかに言ひも放たで信濃なる
木曽路の橋のかけたるやなぞ
いっそきっぱりと言い放ってしまえばよいのに、そうもしないで、信濃にある木曽路の架け橋のように、どうして私を心にかけたままにしておくのか。
拾遺和歌集 - よみ人しらず
石上布留の社の木綿襷
かけてのみやは恋ひむと思ひし
石上の布留の社の神官が木綿襷をかけるように、ただ心にかけてばかり恋い続けることになろうとは、思っていただろうか。思いもしなかった。
拾遺和歌集 - 右近
忘らるる身をば思はず誓ひてし
人の命の惜しくもあるかな
あなたに忘れられる私の身のことは何とも思わない。けれども、いつまでも変わらないと神に誓ったあなたの命が、誓いを破った罰を受けて失われはしないかと、惜しく思われることだ。