- 表題
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- 拾遺和歌集
拾遺和歌集 - よみ人しらず
なげき樵る人入る山の斧の柄の
ほとほとしくもなりにけるかな
投げ木を伐る人が入る山の斧の柄がほとほとと音を立てるように、嘆きを重ねて、ほとんど死にそうなほどになってしまったことよ。
拾遺和歌集 - 藤原国用の娘
影絶えておぼつかなさのますかがみ
見ずはわが身の憂さも知られじ
あなたの姿が絶えて、心もとなさがつのるばかりの真澄鏡。これを見なければ、我が身のつらさも思い知らされることはないだろう。
拾遺和歌集 - 小馬命婦
数ならぬ身はただにだにおもほえて
いかにせよとかながめらるらん
物の数でもない我が身は、ただでさえつらく思われるのに、この上どうせよというので、こんなにも物思いに沈んでしまうのだろうか。