- 表題
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- 新古今和歌集
新古今和歌集 - 和泉式部
今日もまたかくやいぶきのさしも草
さらば我のみ燃えやわたらん
今日もまた、あなたはこのように言うのだろうか。伊吹山のさしも草のように、それならば私ひとりが燃え続けてゆくのだろうか。
新古今和歌集 - 藤原伊尹
水の上に浮きたる鳥の跡もなく
おぼつかなさを思ふころかな
水の上に浮かぶ鳥が跡を残さないように、あなたからは何の便りの跡もなく、気がかりなことばかりを思うこのごろであるよ。
新古今和歌集 - 和泉式部
跡をだに草のはつかに見てしがな
むすぶばかりのほどならずとも
せめてあなたの筆跡だけでも、萌え出たばかりの草のようにほんのわずかでも見たいものだ。草を結べるほどに伸びてはいなくても、契りを結ぶほどの仲ではなくても。