- 表題
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- 後撰和歌集
後撰和歌集 - よみ人しらず
もるめのみあまた見ゆればみかさ山
知る知るいかがさしてゆくべき
見張りの人目ばかりが数多く見えるので、それを知りながら、どうして三笠山の御笠をさして、あなたのもとを目指して行けようか。
後撰和歌集 - よみ人しらず
音もせずなりもゆくかな鈴鹿山
越ゆてふ名のみ高く立ちつつ
鈴鹿山の鈴の音もしないように、あなたからの便りもなくなっていくことだ。鈴鹿山を越えたように、二人が深い仲になったという評判ばかりが高く立ちながら。