- 表題
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- 後撰和歌集
後撰和歌集 - よみ人しらず
取りもあへず立ち騒がれしあだ浪に
あやなく何に袖の濡れけん
取るものも取りあえず騒がれて立ち去った、かりそめの波のようなことで、わけもなく、どうして袖が濡れたのだろうか。
後撰和歌集 - よみ人しらず
数ならぬ身をもちにて吉野山
高きなげきを思ひこりぬる
取るに足りない身でありながら、吉野山の高い木を投げ木として樵るように、身の程を越えた高い嘆きを重ね、すっかり懲りてしまった。