- 表題
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- 新古今和歌集
新古今和歌集 - 美福門院加賀
頼めおかんたださばかりを契りにて
憂き世の中の夢になしてよ
約束しておきましょう。ただそれだけを二人の契りとして、この世でのことは、つらい世の中の夢と思ってしまってください。
新古今和歌集 - 藤原道綱母
絶えぬるか影だに見えば問ふべきに
形見の水は水草ゐにけり
二人の仲は絶えてしまったのか。せめてあの人の影だけでも映って見えるなら尋ねもしようのに、形見の水には水草が生えてしまった。
新古今和歌集 - 村上天皇
今来むと頼めつつふる言の葉ぞ
常磐に見ゆる紅葉なりける
すぐに参りますと私にあてにさせながら月日を過ごし、古びたままのあなたの言葉こそ、いつまでも色の変わらない紅葉なのだった。