- 表題
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- 拾遺和歌集
拾遺和歌集 - よみ人しらず
思ひ出でて訪ふにはあらずあき果つる
色の限りを見するなりけり
私を思い出して便りをくれたのではない。秋が終わる紅葉の最後の色、すっかり飽きはてた心の限りを見せているのだった。
拾遺和歌集 - よみ人しらず
ゆゆしとて忌むとも今はかひもあらじ
憂きをば風につけてやみなん
縁起が悪いといって忌み避けても、今はもうかいもないだろう。つらいことは、この扇の風にことづけて、終わりにしてしまおう。