- 表題
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- 後撰和歌集
後撰和歌集 - 伊勢
身の憂きを知ればはしたになりぬべみ
思ひは胸のこがれのみする
我が身のつらさを知っているので、思いを打ち明ければ中途半端なことになってしまいそうで、思いの火は胸を焦がすばかりである。
後撰和歌集 - 伊勢
伊勢の海に年経て住みし海人なれど
かかるみるめはかづかざりしを
伊勢の海に長年住んできた海人ではあるけれど、このような海松布を潜って得たことはなかったのに。このようなありがたいお下がりを賜る目に遭ったことはなかったのに。