- 表題
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- 後撰和歌集
後撰和歌集 - 典侍あきらけい子
雲分くる天の羽衣うち着ては
君が千歳にあはざらめやは
雲を分けて空を行く天の羽衣のようなこの衣を着たならば、あなたの千年の長寿にめぐり合わないことがあろうか、きっとめぐり合えるだろう。
後撰和歌集 - よみ人しらず
君がため松の千歳も尽きぬべし
これよりまさむ神の世もがな
あなたのためには、松の千年の寿命さえも尽きてしまうだろう。これよりもまさる、神の世ほどの長い寿命があればよいのに。
後撰和歌集 - ゆいせい法師
百年に八十年添へて祈りくる
玉のしるしを君見ざらめや
百年に八十年を添えて、あなたの長寿を祈ってきた。この数珠の玉の霊験を、あなたが見ないことがあろうか、きっと見るだろう。