- 表題
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- 新古今和歌集
新古今和歌集 - 盛明親王
春の夜の夢のしるしはつらくとも
見しばかりだにあらば頼まん
春の夜の夢が本当になるというしるしは、たとえつれないものであっても、せめて夢で見たというだけのことでもあるならば、それを頼みにしよう。
新古今和歌集 - 藤原家隆
逢ふと見てことぞともなく明けぬなり
はかなの夢の忘れ形見や
逢うと夢に見て、何ということもなく夜が明けてしまったようだ。はかない夢が残していった忘れ形見であることよ、この明け方は。
新古今和歌集 - 式子内親王
はかなくぞ知らぬ命を嘆きこし
わがかねごとのかかりける世に
はかなくも、いつまでとも知れない命のことを嘆いてきたものだ。私のかねての言葉が、このように当てはまってしまう二人の仲であったのに。