- 表題
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- 新古今和歌集
新古今和歌集 - 相模
流れ出でんうき名にしばし淀むかな
求めぬ袖の淵はあれども
世間に流れ出るであろうつらい浮き名を思って、しばらくためらっている。求めもしないのに、袖には涙の淵ができているけれど。
新古今和歌集 - 藤原仲文
花咲かぬ朽木の杣の杣人の
いかなるくれに思ひ出づらん
花も咲かない朽ち木ばかりの杣山の杣人のような私を、あなたはどのような暮れに、どのような榑のために思い出したのだろうか。
新古今和歌集 - 小野小町
わが身こそあらぬかとのみたどらるれ
問ふべき人に忘られしより
わが身こそ、以前の自分ではない別人なのではないかとばかり、迷い疑われる。訪ねてくれるはずの人に忘れられてからというもの。