- 表題
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- 新古今和歌集
新古今和歌集 - 藤原有家
春の雨のあまねき御代を頼むかな
霜に枯れゆく草葉もらすな
春の雨が万物にあまねく降り注ぐように、恵みのゆきわたる御代を頼みに思うことだ。霜に枯れてゆく草葉のような私をも、その恵みから漏らさないでほしい。
新古今和歌集 - 慈円
おのが波に同じ末葉ぞしをれぬる
藤咲く多祜のうらめしの身や
藤の花房が自らの波のような重みで、同じ末の葉までしおれてしまった。藤の咲く多祜の浦ではないが、恨めしいわが身であることよ。