- 表題
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- 新古今和歌集
新古今和歌集 - 藤原盛方
山の端に思ひも入らじ世の中は
とてもかくてもありあけの月
月が山の端に入るように、山に入って世を捨てようなどと深く思うまい。世の中は、ああであろうとこうであろうと、生きていけるものだ、有明の月のように。
新古今和歌集 - 藤原俊成
忘れじよ忘るなとだに言ひてまし
雲居の月の心ありせば
私はけっして忘れまい。せめて「私を忘れないでくれ」とだけでも言っておきたいものだ。宮中の空に照る月に、心があるならば。